今季初の平日ナイターゲームは、大阪エヴェッサとの京阪ダービー。
開幕から負けを重ね、厳しい戦いが続く京都ハンナリーズだが、京阪ダービーでの勝利は決して譲れない。
プロ2年目ながらキャプテンを任された小西聖也が、熱い想いを持って試合に挑む。
「コートの5人だけじゃなくて、チーム全員がエナジーを持って、声を掛け合ってプレーしていかないと、毎試合全員がエナジーを出し切らないと、試合に勝つことはできない。
全員が一丸となって、チームを良くしていきたいし、勝った姿を応援してくださる皆様に見てもらいたい」。
今季からPGに挑戦し、悪戦苦闘しながらもスコアを残し続ける#77岡田侑大も闘志を燃やす。
「結果で恩返しをしたい。プロの世界は結果がすべてだと僕は思うし、やっぱり応援してくださるファンの方々には、自分達が勝った瞬間を見てもらいたい。もっと良くなっていけると思うし、勝つために全力でプレーする」。
残り54試合。ひとつでも多くの試合で勝利を掴むために。
応援してくださるブースターの皆様と共に登るために。
頂までの厳しく険しい日々に耐えて、耐え抜いて、強くなる。
対する、大阪エヴェッサは開幕から4連勝と勢いに乗っている。
昨季からHCを務めるマティアス・フィッシャーHCの指揮の下、多くの選手が躍動。
2020-23まで大阪のエースとして存在感を放っていたディージェイ・ニュービル選手が宇都宮ブレックスに移籍するなど、外国籍選手3名が総入れ替え。
オフェンスの柱を失ったかに思えたが、今季から新加入の#32アンジェロ・カロイアロが開幕節のGAME1から25得点と大暴れすると、翌週の試合でも27得点を叩き出し、チームを勝利に導く大活躍。新たなエースの誕生を感じさせた。
日本人選手も頼もしい選手が揃っている。京都でも活躍したキャプテンの#35鈴木達也は、スピードと卓越したパスセンスを生かしたゲームメイクでチームを支え、#31木下誠のドライブや外からのシュートは今季も健在。
大阪の凄まじい勢いを止めて、京都もここから流れを掴みたい。
新たに生まれ変わった編成でシーズンを戦う両クラブ。
今季一発目の京阪ダービー。
絶対に負けられない京都と勝ち続けたい大阪の激戦が、関西を熱く盛り上げる。